
今年3月31日、気象庁は噴火警戒レベル3に据え置いたまま、警戒が必要な区域を3km圏内から2km圏内に緩和していたが、登山口のある木曽町や王滝村では実質的な緩和はされていない。
6月6日に御岳ロープウェイが運行を開始し、火口から3km付近の飯盛高原駅まで簡単に行けるようになったことから、今後は登山者が増える可能性がある。
木曽町側の登山道は、黒沢口が七合目の行場山荘手前まで、及び不易の滝の油木美林入口まで入山でき、開田口は登山道入口より入山禁止となっている。
7月1日(水)からは、八合目の女人堂まで規制を解除し入山可能となるようだ。
王滝村川の登山道は、現在、登山道に残雪があるため、田の原「大黒天」で入山規制となっている。
登山道の融雪後は、「田の原遥拝所」で入山できる見通しとなっている。
岐阜県側は、下呂市で6月7日に山開きが行われ、入山規制を小坂登山口から約700m入った、仙人橋の登山口側に移行した。
7月1日を目途に、小坂登山口から2km規制ラインまでの立入りが可能となる見込み。
長野県側の開山式は、7月1日に木曽町と王滝村で合同で行われる予定。
入山の際には、しっかりと情報収集して、ヘルメットなど装備を整え入山のこと。
なお、許可なく規制区域内に立ち入ると、災害対策基本法により罰せられることがある。絶対に規制を守ること、厳禁です。
※写真は、王滝村田ノ原口より。3/28撮影。
関連記事
NO IMAGE
NO IMAGE
NO IMAGE
コメント