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阿弥陀岳女子高生滑落事故で新事実

 八ヶ岳で滑落し生還した女子高生について、新たな実が分かりました。
 「絶対に諦めない」と、、、。

 既報のとおり、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳で滑落し、女子高生は無事救助されました。

 さらに詳しい状況について、3月10日付け信濃毎日新聞に、女子高生本人を取材した記事が掲載されていましたので紹介します。

 是非、今後の教訓にしてほしいと思います。
 冷静な判断と行動、そしてメンタルの強さに、感心させられました。

 記事の見出しは、
【『絶対に諦めない』翌朝沢筋歩く】となっている。

 女子高生は、中学1年で登山を始め、エベレスト挑戦が夢だと言う。
 「死ぬかもしれないけど、絶対に諦めないと思った」と語り、生還までの様子を話したという。


 女子高生ら5人は、8日夕に阿弥陀岳から中岳に向かって急斜面を下り始めた。
 途中でより長いロープで互いをつなぐため、付け替えようとして外したロープが左足に引っ掛かった。
外そうとして右足に体重がかかり、頭から斜面を落ちた。

 落下はかなりのスピードで、「死ぬ」と思った。
ピッケルを差しても止まらず、アイゼンを踏み込んで約200m滑ってようやく止まった。

 尾根の仲間に「助けて」と叫んだが応答がなく、携帯電話もじきに電池が切れた。
(既報のとおり、彼女は二度リーダーの携帯電話に発信している。)

 8日は、日没まで沢筋を下った。
 夜は雪上に掘った小さなくぼみにマットを敷き、寝袋をかぶったが、寒くて一睡もできなかった。

 手の指先が濡れて冷え、凍傷になりかけたので、持っていた絆創膏でぐるぐる巻いて、ゴム手袋をした。

 夜明けに歩き始め、午前10時過ぎに飛来したヘリコプターに手を振り、30分ほどして再び飛んできたヘリに救助された。

 下って行った沢筋の数メートル先は滝だった、本当に運が良かった。



 以上が取材に答えた女子高生の話しである。
 この状況で慌てることなく、冷静に行動し、凍傷や寒さを防ぐ対応は見事としか言いようがない。
 
 人はこんなに冷静に行動できるのだろうか。出来たからこそ生還したのかもしれません。

 彼女が無傷で生還したことは運もよかったことは間違いない。

 ・落下した場所には、大量の雪があり、クッションとなったこと。
 ・滑っていて岩などにぶつかることなく静止できたこと。
 ・翌日、ヘリコプターが飛べる気象条件だったことなどである。

 この生還へのドラマは、雪山に登る人々の教訓となるだろうと思う。


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