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「剣岳 点の記」より

 新田次郎原作の『剣岳 点の記』は、明治40年、日本地図の空白地点を埋めるため、誇りと命をかけ剣岳への初登頂をめざした陸地測量部の記録である。

IMGP0264.JPG ただ地図を作るために、三角点を設置するためだけに、陸地測量部が誇りと命をかけ,前人未到の剣岳登頂をめざした。

これには、陸軍上層部から「日本山岳会よりも先に登頂せよ」と使命も与えられていた。

 陸地測量部は日本山岳会より先に登頂したのだが、実際は初登頂ではなかったのだ。登頂の際に発見した「銅錫杖頭と短剣」により、実際の初登頂は1000年前と考えられている。

 なお、この時に設置されたものは四等三角点である。


 立山の主峰「雄山」山頂には、明治28年に一等三角点(写真)が設置されている。登山の歴史は、このように測量登山が作ってきたとも言える。
 
2009年に映画化された「剣岳」は、すばらしい立山連峰の映像と臨場感あふれる俳優の演技が素晴らしいです。是非ご覧になってください。(N)


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