

山頂にある岩の穴の中をのぞくと、神秘的なエメラルド色に光っています。(上の写真)
苔は自ら光るのではなく、外からの光を反射することによって輝くのですが、フラッシュの光に見事に輝いています。
ヒカリゴケは、場所によっては天然記念物に指定されています。また、準絶滅危惧(NT)に指定され非常に貴重な苔です。

分かっていてもそれが貴重なものとは誰も思わなかったのではと、、、。
ヒカリゴケは、標高二千メートル前後の山の洞穴や岩隙など、薄暗く湿ったところに生育すると言います。
ヒカリゴケは環境の変化にも弱く、乾燥すれば消失してしまうようです。

笠岳、信州高山の名峰にしてシンボルですが、ネマガリダケのシーズンが終わり、いよいよ夏山のシーズンです。
山に登る楽しみは多い方がいいもの、ヒカリゴケを探しながら歩いてみましょう。くれぐれも自然の環境を壊さないように。

家族で安心して登れる山ですから、一度は登ってみてください。下山後は、美味しいソフトクリームが待っていますよ。
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