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焼岳の大噴火から百年

画像 大正池が誕生した焼岳の大噴火から、6月6日でちょうど百年となる。

 北アルプスで一番活動が盛んな火山といわれ、有史以来噴火を繰り返している焼岳。

 1915年(大正4年)6月6日に起きた水蒸気爆発は、大規模な泥流を発生し、上高地を流れる梓川をせき止めた。

 標高1,490m地点に、泥流によるダム湖として誕生したのが「大正池」である。名前の由来は元号からとっている。

 せき止められた当初の池の面積は、現在の二倍近い3.9平方キロメートルあったと言われている。現在の大正池は、深さ3.9m、周囲2.4kmと小さくなった。

 水没した木々は立ち枯れし、幻想的な風景をつくりだしている。
 鏡のように美しく透き通る湖面に映った穂高の黒々とした岩峰と相まって上高地を代表する魅力となっている。

 大正四年の大噴火から百年となるが、焼岳の過去の噴火活動で、多くの人命が奪われたことはなかった。
 
 20年前の1995年2月11日、安房トンネルの長野県側工事現場で発生した水蒸気爆発では、工事関係者四名が犠牲となっている。即死だったと言われている。


画像 焼岳は北峰のみ入山が許されている。三角点のある南峰は、岩肌の状態が不安定で滑落や落石のリスクがある。とても登れる状態ではない。

 北峰へのルート上に火山ガスの噴出口(写真)があり、活火山であることを証明している。

 
 全国各地の火山の活動が活発化し、にわかに火山に対する注目度が上がっている。
 焼岳は、泥流の発生しやすい火山である。
 泥流が発生すれば中房側も上高地側も逃げ場はない。

 常に火山情報を把握し、少しでも異変があるような状況では入山は控えた方が良いだろう。

 大正池誕生百年にあたる週末は、上高地ウェストン祭も行われる。


 ※一枚目の写真は、焼岳火口湖の正賀池。100年以上前の噴火でできたもの。


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