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「無言館」で感じるもの それは

DSC_0712 信州上田市の塩田平の小高い丘の上に「無言館」があります。

 今回が何度目となるだろうか、見えぬものを見、きこえぬ声をきくために、またここに来た。

 上田市街地から別所温泉に向かう道すがら、目立たない「無言館」の看板を目で追いながら導かれていく。

 一般道から丘に上ると、木立の中にコンクリートの打ちっぱなしの建物がひっそりと佇んでいる。
 これが戦没画学生慰霊美術館「無言館」だ。(上の写真が正面。中央が入口。)


 入口を入るといきなり展示場となる。受付けはない。
 夏でもヒンヤリとする感覚と薄暗さが言葉を無くしあるものに注がれる。

 第二次世界大戦で戦場に散った画学生の遺作や遺品が展示されている。
 戦地に赴く前に描かれた絵画は、その絵とその絵に隠れた作者たちの思いを連想させる。

 愛する者をモデルとした絵も目立つ。しっかりと瞼に刻み形に残したかったのだろうか。

 どの絵にも、題名と作者の他に戦死した経緯も書かれている。そのことがさらに感慨深いものとする。

 毎年4月に、前庭で希望者の成人式が行われいる。戦地に散った学生も二十歳そこそこである。
 現代の成人の決意はいかに、、。

 
DSC_0714 展示場は「十」字の形のワンフロアーである。順路はないといっていい。出口で観覧料1000円を支払う。(「傷ついた画布のドーム」観賞券付き)(左の写真が出口)

 以前は、観覧料の金額が示されておらず、記帳し各自の気持ちを渡して退場したもの。


 戦後70年の節目、皆さんも無言館で何かを感じてください。


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