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高齢のベテランはリスク高い登山

画像 長野県山岳総合センターは、平成 26 年夏に実施した山岳遭難者に対するアンケート調査結果を公表した。
 遭難者の45%が、年齢60歳以上で登山歴10年以上のベテランだったという。

 4月9日、長野県山岳総合センターは、遭難者等に対するアンケート結果を公表した。

 アンケートは、平成26年7月2日から9月3日に遭難した83人に、警察の協力を得てアンケートを実施し、76人から回答を得たものだという。


 アンケート結果によると、

◇ 遭難者の45%が、年齢 60 歳以上で、かつ無雪期登山歴10年以上のベテラン
 登山者だったこと


◇ 遭難した者のうち「ベテラン登山者」は、「歩くスピードが、コースタイム
 と比較してどうか」という質問に『速い』と答えた人が一番少なかったこと。

  歩くスピードは、心肺能力と脚筋力の両方が関係しているため、登山体力を
 推定することができるわかりやすい指標であり、「遭難したベテラン登山者の
 体力は高くなかった」と推定できるという。


◇ 遭難した者のうち「経験の浅い登山者」は、登山の常識やマナーなどが身に
 ついていないと言えること。

  以上は遭難者へのアンケートから分かったことだという。


 また、「遭難者」のほか山から下山してきた登山者(※)に実施したアンケート結果では、

 ベテラン登山者は、共通して登山の常識やマナーは優れているという。

 
 これらの「まとめ」として、次のように総括している。

① 60 歳以上かつ無雪期登山歴 10 年以上の「ベテラン登山者」は、登山の常
 識やマナーは優れているが、年齢とともに体力が衰えて、相対的にリスクの高
 い登山をしている。
 
 そこに別の要因が重なると事故に遭う確率が高くなる。


② 経験の浅い登山者のうち、計画書の作成や非常時の装備の携行など、リスク
 を認識した対応が不足している者が事故にあっていると考えられるという。


 このまとめのように、リスク管理やマナー、ルールを守れる人は、事故に合う確率も少ないようです。

 年齢とともに体力が低下すればリスクも増すということ。

 当たり前といえば当たり前のことです。

 これがアンケートで裏付けられたということでしょう。


 話しは変わりますが、長野県山岳総合センターは、長野県山岳協会が指定管理者として管理をしている。

 山を安全に登るための知識や技術を学ぶことができる貴重な施設と言える。

 センターは信濃大町の大町市山岳博物館に隣接し、北アルプスの山々を望む絶好のロケーションに立つ。



※山から下山してきた登山者のアンケートは、横尾山荘前では、平成26年8月5 日(火)の11:00~16:00と、翌日6日(水)8:00~13:00に下山してきた人にアンケートを依頼し302名から回答を得た。
 また、中房登山口では、同年8月20日(水)の9:00~16:00に下山してきた人にアンケートを依頼し86人から回答を得たもの。


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