
警察によると、二人の死因はリーダ―の男子学生が多発外傷、女子学生が低体温症だったことから、二人はロープで体をつなぎ稜線を歩いていて滑落し、その後、雪崩に遭った可能性があるとみている。
学習院大山岳部パーティーは、登山計画もしっかりして、装備にも不備はなかったと思われているのに事故は起きてしまった。
2月の八ヶ岳で天候が悪化した場合の対策が、やはり甘かったのか。視界がきかない中で、方向を間違え道に迷ってしまったのが、最初のミスであった考えていいだろう。
道に迷ってリバークするまでは冷静な行動ができていたのに、翌日は体力差から、パーティーが同一行動をとれなくなったことが事故につながってしまったのだろうか。
二人の尊い命を無駄にしないためにも、しっかり検証し原因究明をしてほしい。
しかし、あまりにも大きな代償となってしまった。
※写真は、硫黄岳付近から昨年9月に撮影したもの。
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