
11月8日、会長も二か月ぶりの参戦となる山行です。高山はいよいよ冬山の装いとなり、のんびり歩くなら里山でしょう。ということで、今回は長野市中条にある里山の名峰「虫倉山(むしくらやま)」(標高1,378m)です。
半日で帰ろうということで、最短コースの「不動滝ルート」ピストンを選択する。往復2時間(標準は3時間)という短さ。里山山行でいつも苦労するのは、登山口を見つけることと駐車場です。
この日もナビのない会長の車で向かったのが間違いで、村人(今は市民)に聞きながら、心細い林道などを暫く走り登山口の駐車場へ。手前の駐車場スペースは5、6台でほぼ満杯で、さらに奥の公園へ進むとこちらは1台もいない。トイレがあっても未舗装の林道を進むのは不安なのでしょうか。
この登山口には、立派な登山届のポストもあります。我々は、コンパスですでに登録済み。
9:25分入山。とても歩きやすいトレッキングコースで、落ち葉舗装となっています。ペースを上げ快適に登ります。

昔、長者が黄金を埋めたと言われる「金倉坂」を9:55通過。10:05天神城ルート分岐、10:12小川に通じる薬師ルート分岐、空平東屋に10:17到着。先着の群馬のベテランさんに促され休憩してしまう。
東屋からは、稜線上をアップダウンしながら山頂に10:34到着。
なんということか、こんな低い山なのに、眺望がすばらしい。登頂してくる人が皆さん歓喜をあげる。

これが人を引き付けるこの山の魅力なんでしょう。
山頂には群馬のパーティーを含め14人、下山途中は24人の新潟のグル―とすれ違うなど、県外のお客さんがここもたくさん訪れてます。
会長はそれが不思議でしょうがないらしく、「なぜこの山を選んだのか」と何人かに聞いてます。
され下山です。そのとき、「さるすべりコース」を登ってきたアベックに一同口をそろえ、「さるすべりから来た」と。
寄ってたかって、どうだった、こうだったかと質問。会長の悪い癖が出て、俺はここを下るぞと。どうぞご自由にと私。女性が、急斜面もあって滑るから下りは気を付けた方がいいよと。(右上の写真)
群馬のおばさん「『さるすべり』だから猿も滑るよ」と、これで会長も諦め予定通り不動滝Rを下ることに。

このコースの名前になっている不動滝はいかがでしょう。この辺はまだ紅葉も楽しめるかも。
次の里山山行は再来週の予定、上田の太郎山、独鈷山、坂城の五里ケ峰あたりか、みなさんもよろしければご一緒しませんか。(N)
コメント