本日 5668 人 - 昨日 6138 人 - 累計 2596194 人
  • 記事検索

RSS

奥穂高岳の不明男性を遺体で収容

15日から穂高連峰で行方不明となっていた男性が、21日、長野県警のヘリで心肺停止の状態で収容され、死亡が確認された。

 死亡が確認されたのは、広島県福山市の55歳の会社員の男性。奥穂高岳付近の稜線から約200m滑落したとみられる。

 男性は、13日、広島県福山山岳会の仲間3人と上高地から入山し、14日から1人で奥穂を目指し、15日朝、家族に下山すると連絡した後消息がわからなかった。

 18日に長野県警により、岩場に倒れている男性が発見したが、悪天候で今日まで救助出来なかった。

 今回の遭難に際しては、男性の所属する福山山岳会は、第2次隊まで延べ9名の会員を捜索隊として派遣し無事発見することに望みをつないでいたが、それはかなわなかった。

 同山岳会会長より、コメントが発表されたので紹介します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 この度の遭難事故については、皆様方に大変ご心配をおかけし、福山山岳会として深くお詫び申し上げます。松本警察署の皆様、地元の捜索に参加していただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

 元気な姿で再会したい一心でしたが、このような結果となってしまいました。本人は55歳とまだ若く、明るく気さくな性格で会員の誰からも愛される存在でした。一般の登山のほか、沢登り、岩登り、雪山等にも果敢に挑戦されていました。平成20年の入会ではありますが、

 福山山岳会の将来のリーダーとして期待していただけに惜しい人材を亡くしたと残念でなりません。ご本人のご冥福をお祈りします。

 本人は日本アルプス等の高山の経験もあり、今回無謀な登山をしていたとは考えていませんが、突風等の何かのアクシデントで事故に見舞われたと推測しています。皆様には大変ご迷惑をかけてしまいました。

 福山山岳会としても第1次捜索隊を17日に、続いて第2次捜索隊を18日に派遣し全力をあげて発見に努めましたが、残念な結果となってしまいました。

 この件を教訓として、再発防止のための教育をより充実させ、無事故で安全安心登山の意識をより高める等、これからも一層精進してまいる所存です。

  平成26年8月21日

  福山山岳会 会長 綿谷 弘志

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。(N)


関連記事
登山中に二人が急性心不全に (07月05日)
コース外滑走の懲りない面々 (02月01日)
北ア西穂高岳で男性滑落 (12月25日)
長野県警の山岳救助活動動画がすごい (01月20日)
ロードサービスの社員はなぜ死んだのか (03月03日)
前の記事
次の記事
COMMENT
まだコメントはありません。
name.. :記憶する
e-mail.. (必須)

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):