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三連休の山岳遭難 死者2名

IMGP6244.JPG 7月19日から21日の三連休中、山岳遭難が相次ぎ、2名が亡くなった。

 警察や信濃毎日新聞などによると、

 北アルプスでは、19日に上高地から単独で入山した兵庫県西宮市の46歳の公認会計士の男性が、20日午前、涸沢岳(3,110m)の三千メートル付近の岩場で約50m滑落し、岐阜県警により発見されたが外傷性ショックで死亡していた。

 また、北ア白岳(2,541m)では、20日に八方尾根から入山した4人パーティーが白岳から遠見尾根に向け下山中に、山梨県南アルプス市の53歳の公務員の男性が、山頂近くで滑落し長野県警ヘリで救助されたが、頭部を強く打っており死亡が確認された。

 前日には、五竜岳(2,841m)へ向けて遠見尾根を登っていた2人パーティーの埼玉県鴻巣市の66歳女性が滑落軽傷を負っていた。

 南アルプスでは、仙台市の74歳の父親と40代の娘が、易老岳(2,254m)下山中にはぐれ、19日から行く不明になっている。

 木曽御嶽山(3,067m)では、18日より昆虫採集のため入山し行方不明となっていた浜松市の60代と50代の男性が、20日、道に迷い動けなくなっているところを発見された。

 翌21日には、愛知県一宮市の単独の61歳男性が、足を滑らせ骨折した。

 八ヶ岳では、20日、赤岳(2,899m)へ登っていた4人パーティーの長野県岡谷市の66歳女性が転倒し負傷した。

 また、行者小屋に泊まっていた4人パーティーの千葉市の48歳男性が急病で救助されている。

 上田市の独鈷山(1,266m)では、2人パーティーの埼玉県八潮市の58歳男性が滑落し、頭部、首を負傷した。

 以上のように、山岳遭難が多発し、2名が死亡、1名が行方不明、6名が負傷等を負っている。
 「信州 山の月間」(7/15-8/14)の最初の休日に、これほど遭難事故が発生してとても残念です。転倒、スリップという不注意からくる事故は防ぎたいもの。

 上の写真は、手前から三つ目のピークが白岳で、遠見尾根は白岳の左側(東側)の雲の中となる。
 唐松岳から五竜岳への縦走路上の通称「牛首」から、五竜方面を午前11時頃に撮影したものですから、この頃、白岳の滑落事故が発生したことになる。
 
 この縦走路はいきなり岩稜で、クサリがあり手足の確保はできるものの、崖は深いのでバランスを崩せば命はない。その先も気が抜けない難所が続く。
 男性も、慎重に行動していたはずですが、事故が起きてしまったのです。残念です。

 亡くなられたお二人のご冥福をお祈りします。(N)


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[1] 続報 | 2014/07/23 20:16
 長野県警によると、既報の遭難のほか次の2件の遭難事故があったもよう。
 7月20日から2泊3日の予定で入山した高校山岳部の8人パーティーが、北アルプス常念小屋テント場に滞在中、千葉県山武市の男子高校生15歳が発熱などの症状により自力下山が困難なため救助要請があり、22日、県警ヘリで病院に収容された。

 また、21日から2泊3日の予定で北アルプス白馬鑓ヶ岳に入山し、22日、下山中の鹿児島県曽於市の69歳女性が足を滑らせて転倒した後、白馬鑓温泉まで下山したものの自力下山が困難となり、県警ヘリで救助され病院に収容された。右膝を負傷しているものの軽傷の模様です。
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