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「聖職の碑」を辿る

IMGP2620.JPG 12月11日のブログで、新田次郎原作の「聖職の碑」の題材となった「中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故」から、昨年で100年が経ったと記述したが

 年末年始休暇を利用し、新装版「聖職の碑」を読み直してみた。司書の恵美ちゃんが、わざわざ市立図書館から取り寄せてくれたものだ。改めて読んでみると、何とも言えない感情が錯綜する。
 毎年登っているからと下見をしなかった。また予算削減で、例年雇っていた案内人を雇わなかったことは疑問が残る。
 遭難事故後、事故以外に二人の教師が相次いで世を去っていることも残念だ。一人は、登山引率する予定を前日に取りやめた教師、もう一人が事故後にその対応と村葬や記念碑の建立に奔走した教師だ。とてもつらく切ない物語もある。
 今夏には、遭難事故に二度と事故が起きないために建てられた「西駒山荘」がリニューアルとなるので、この遭難に至った生徒が歩いた登山道を桂木場から辿ってみようと思う。
 なお、この遭難で校長の「迷ったら沢を下るな登れ」との教えを守った生徒は生き残っていることを付け加えたい。(N)


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