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落ちるなら富山側へ

 「山で落ちるなら、富山へ落ちろ」と言われるほど、富山県警山岳警備隊は凄い。

 富山県警山岳警備隊は全国の都道府県にある警察組織の中でも別格である。

 その歴史こそ長野県警に及ばないが、専任の隊員が配備され、冬山においても前進基地を設けて常駐し山の安全を守っている。

 長野県警は、「山岳救助隊」と呼称されるように、シーズンを除けば、35名ほどいる隊員は山岳を抱える5つの警察署に配属され、警察署や派出所に普段は勤務しており、遭難救助の要請により出動態勢を整え出動する。

 後立山連峰では、「山で落ちるなら、富山に落ちろ」という言葉がある。言い換えれば、「長野県側には落ちない方がいい。」ということだ。

 これは、万が一遭難した場合に富山県がと長野県側の救助体制の違いから言われたものだ。長野県民としては残念な言葉だが、理解できるところもある。

 登山に対するそれぞれの県民性も出ているのかもしれない。
 富山県民は山を信仰の対象するなど登山を好意的に受け止めている。長野県民は今でこそ、県をはじめ山岳観光に力をいれているが、勝手に山に登って遭難したのだから自己責任という人が多い。

 こういう意識みたいなものが、救助に対する考えにも出たのかもしれない。あくまでも個人の意見だが。

 富山県警山岳警備隊が現在のような、全国にその名が知られるような組織になるには、苦労の歴史と苦い経験もある。

 富山県警が守る山は長野県ほど多くないが、何と言っても、剣、立山連峰が相手だ。

 私の知人は、富山県警の山岳警備隊の警察官を、「とても警察官には見えない猛者 山男たち」と言う。


 先日、富山県警の冬の前進基地の「馬場島警備派出所」(ばんばじまはしゅつじょ)で30日開所式が行われた。

 12月1日から5月15日まで隊員が交代で勤務し、登山者の安全指導や遭難救助活動にあたる。すでに今冬も6パーティー28人が冬山登山届けを出しているという。無事に登山を完了することを祈りたい。


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