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2018全国夏山遭難過去最多

 全国で発生した夏山における山岳遭難件数が、過去最多だったことがわかりました。

 警察庁は、2018年夏期(7~8月)に、全国で発生した山岳遭難統計を発表した。

 それによると、発生件数は721件(前年対比+110件)、遭難者793人(前年対比+88人)となっており、遭難件数は初めて700件を超え統計開始以来過去最多となった。

 死者・行方不明者は71人(前年対比+3人)、負傷者が359人だった。

 このような結果は、全国最多の遭難が発生する長野県の状況も影響している。既報のとおり、長野県内での発生件数は過去最多タイ、遭難者は最多だった。

 全国の16パーセントは長野県で発生したもので、2位の富山県を大きく話している。余りうれしくない順位だ。ただこれは長野県民がどうこうできる数字ではなく、長野県を訪れる登山者に注意してもらわなければどうしようもない。

 遭難者の179人(22.6%)が道迷い遭難で最も多い。これは、事前準備、自分の能力に合わない登山と思われる。これは自分に合った登山、あるいはガイドを依頼するなどいくらでも対策を講じることができるだろう。

 原因の2番は転倒が169人(21.3%)、3番が病気が120人(15.1%)となっている。

 警察では、山岳遭難を防止するために、次にのような注意喚起をしている。もう一度確認してほしいもの。

 山岳遭難の多くは、天候に関する不適切な判断や、不十分な装備で体力的に無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力の不足等が原因で発生していることから、遭難を防ぐためには、以下のような点に留意する必要がある。

○ 登山計画の作成
気象条件、体力、体調、登山の経験等に見合った山を選択し、登山コース、
日程、十分な装備、食料等に配意し、余裕のある安全な登山計画を立てる。
計画を立てるときは、滑落等の危険箇所を事前に把握する
単独登山はできるだけ避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による
登山に努める。

○ 登山計画書の提出
作成した登山計画書は、家庭や職場、登山口の登山届ポストなどに提出して
おく。

○ 道迷い防止
地図、コンパス等を有効に活用して、常に、自分の位置を確認するよう心掛
ける。

○ 滑落・転落防止
滑りにくい登山靴、ストック等の装備を有効に使用するとともに、気を緩め
ることなく常に慎重な行動を心掛ける。

○ 的確な状況判断
視界不良・体調不良時等には、道迷い、滑落等のおそれがあることから、状
況を的確に判断して早めに登山を中止するよう努める


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