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南八ヶ岳の登山情報

 赤岳鉱泉・行者小屋さんから、南八ヶ岳の登山に関する貴重な情報提供と注意喚起がされています。大変参考になると思いますので全文シェアさせていただきました。

 以下、3月27日15:05に赤岳鉱泉・行者小屋さんがアップされた情報です。貴重な情報です。ご参考にしてください。


全国ニュースで報道されましたが、去る25日(日)に阿弥陀岳南稜にて滑落事故が発生して、3名の尊い命が亡くなりました。

お亡くなりになられた3名に心よりご冥福をお祈りいたします。

阿弥陀岳南稜では毎冬に滑落や遭難事故が発生しています。

急峻な岩場や雪稜が続く高難度でロープ技術を必要とされるバリエーションルートです。

遭難発生時からこの遭難について赤岳鉱泉へ多数問い合わせをいただいてますが、詳細の遭難原因や現地状況については長野県警察だけが知っていますので、こちらからお答えできることはございません。

しかしながら、今冬は大々的なニュースにはなっていませんが、週一のペースで様々な遭難や装備不良又は判断ミスによる遭難未遂が起きていました。

21(水)〜22日(木)にかけて降り続いた湿った雪により、南八ヶ岳全体の雪状況が不安定になり遭難事故が起きないか不安視していたので、赤岳鉱泉と行者小屋ではSNSと現地でお客様に注意喚起を行っていました。

残念なことに、その矢先に起こった遭難による死亡事故でした。

天気が良かろうが悪かろうが、雪の状況が良かろうが悪かろうが、初心者だろうが上級者だろうが、遭難事故が起こるときは起こります。

昔は登ることが出来た、自分だけは大丈夫などという根拠の無い過信や油断が一番危険です。

一日たりとも山の状況が同じだという日はあり得ないのです。

冬山は壮観で素晴らしい景色や世界を私たちに魅せてくれますが、 時に私たちに自然の脅威や厳しさを教えるべく牙をむいてきます。

このブログ及びFacebookでは何度も申し上げていますが、登山をすることは修行ではなく遊びです。

このような厳しい環境の中で楽しむ「命をかけた遊び」だからこそ、ひとりひとりがもっと慎重に謙虚に山と向き合っていただきたいです。

これから山を始めようと思っている方には、山岳ガイドなどの正しく安全な技術や知識を持っている指導者から、正しく安全で「山で死なないため」の技術や知識を習得していただくことを推奨します。

また、この南八ヶ岳に住んでいて誰よりも山の状況を把握している、私たち小屋番の話や忠告に少しでもいいので耳をかたむけていただきたいです。

時にはお客様にとって不都合な情報をお知らせすることもありますが、これは第一にお客様の安全登山を考えた結果です。

このような悲しい遭難による死亡事故を根絶するために、ご理解をよろしくお願いいたします。


 以上です。赤岳鉱泉・行者小屋さん、これからも貴重な情報をよろしくおねがいします。


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