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小蓮華山雪崩事故詳細

雪崩小蓮華山 ボーダーが巻き込まれた北ア小蓮華山の雪崩事故の詳細が分かってきました。

 今回の雪崩遭難事故は、3人パーティーで入山し、一番手で滑走した男性が雪崩に巻き込まれ埋没したもの。

 パーティーは、雪崩により埋没した場合に備えて、ビーコン、ゾンデ棒、ソコップを携行していた。にも拘わらず男性は助からなかった。それはなぜなのか、その理由が分かってきました。 

 この雪崩について、日本雪崩ネットワークが事故調査を行い、調査速報を出したので、その調査速報を引用し紹介したい。

【雪崩発生日時】2018年1月20日12時30分頃
 
【事故の概略】
 船越ノ頭から滑走を開始したスノーボーダー(1名)が雪崩を誘発し、完全埋没した。
 同行の仲間2名と近傍のガイド・パーティが初動捜索を実施したが、埋没者の雪崩ビーコンの電源が入っていなかったため、プローブによる捜索に切り換えられた。

 最終的に近傍にいた山スキーヤー等、約30名が捜索活動に関わり、雪崩発生から約1時間20分後に要救助者を掘り出した。

 埋没深は頭部の位置で50cm。被害者は既に心肺停止であったが、ヘリコプターの到着まで約1時間、現場に居合わせた医師の指導の下、CPRが続けられた。
 その後、長野県警のヘリコプターが飛来したが、気象状況により救出ができず、翌21日午前に救助が行われた。
  
【雪崩データ】
種 類:面発生乾雪表層雪崩(ウインドスラブ)
規 模:サイズ2(流下距離 800m・標高差250m)
標 高:2550m
方 位:南東
破断面:幅 30m・厚み 20 – 70cm(堆積区からの目視での推定)
弱 層:不明
滑り面:不明

 以上、日本雪崩ネットワーク【事故調査】180120船越ノ頭雪崩事故・速報より


 ※写真は資料画像です。2015年1月25日に撮影した画像を加工しました。本件事故とは関係ありません。


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