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高校生が巻き込まれた雪崩遭難の歴史

 過去に高校山岳部が巻き込まれた雪崩遭難事故を振り返る。

 今年三月に発生した那須高原における太田高校山岳部員が亡くなった雪崩遭難事故は記憶に新しいが、過去にも高校山岳部が巻き込まれた雪崩遭難事故は発生している。

 今回は12月に発生した雪崩遭難事故を振り返ってみたい。

 12月に発生する雪崩も意外に多く、これまでに多くの命が奪われている。

 昭和25年12月30日、群馬県の谷川岳で雪崩が発生し、栃木県の佐野高校山岳部のパーティー11人が巻き込まれ。
 パーティーは、西黒沢尾根を縦走してガレ沢と熊穴の出合で朝食の中、雪崩が発生した。
 男性教師(26)、3年生の男子2人、2年生の男子1人、1年生の男子1人の計5人が死亡した。


 昭和29年12月29日午前9時30分、北アルプス前穂高岳で長野県松本県ヶ丘高校山岳部が雪崩に巻き込まれた。
 部員2人が、岳沢ベースキャンプから前穂高の山頂にキャンプを設営するために荷揚げをしていたところ、山頂直下200mで雪崩が発生した。
 2年生の男子1人、1年生の男子1人が死亡した。


 これらの遭難事故は、65年以上も前に発生したもので、今とは装備も気象情報もかなり違うだろう。しかし、今でも雪崩は発生するわけで、いくら情報があっても判断を間違えば事故にあうということ。教訓を生かしたいとこと。

 改めて、雪崩で亡くなられた両校の教師、部員のご冥福をお祈りします。


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