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富士山救助落下の遺族敗訴

 富士山で救助中のへりから落下し死亡した男性の遺族が、救助にあたった消防ヘリの管理者の静岡市を訴えた裁判の判決があった。

 2013年12月、富士山で登山中の京都府の50代男性が、静岡市消防航空隊のへりに救助されようとしていた時、ヘリから落下し、翌日死亡する事故があった。

 男性の遺族は、ヘリの運行管理者である静岡市に対し、救助活動に過失があったとし9170万円の損害賠償を求めた訴訟を提起した。
 12月7日、この裁判の判決が京都地裁であった。

 地裁判決は、原告の請求を棄却するというもの。

 救助活動中の事故で、要救助者を死亡させ損害賠償を求められた裁判では、北海道警の裁判があり、そちらは北海道が敗訴している。

 ご遺族の悲しみはいかばかりかと思うが、このような裁判で救助する側が敗訴するようでは、今後の山岳救助は後退せざるを得ないだろう。

 実際、静岡市もこの裁判の提起により、高度制限を設けてしまった。

 ヘリで救助する側も命がけで行っている。これまでの消防防災ヘリの事故をみれば明らかである。
 この裁判にも、いろいろな意見があると思うが、登山というものはそもそもだれに責任があるのか。
 また、閉山後の富士山への登山となればその責任はさらに入山者に課せられることになるだろう。


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