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H29夏山遭難の概況

 本年の夏山では705人もの方が遭難し、死者行方不明者は68人だった。

 今年の夏も多くの登山者で賑わい、それと同時に多くの遭難も発生しました。

 先日、警察庁から「平成29年夏期における山岳遭難の概況」が発表になっている。
 これによると、夏期(7月8月)における全国の遭難発生件数は611件、遭難者は705人(前年対比-48人)うち死者・行方不明者68人(前年対比 +20人)となっている。死者行方不明者が68人は最近五か年では最高となっている。

 遭難発生件数の600件、遭難者数の700人は3年連続で、ともに高止まり状態と思われる。
 遭難発生件数、遭難者数、死者、負傷者とも1位は長野県で不動である。全国の遭難発生件数の17%(長野101件)、死者の25%(長野17名)は信州の山での遭難ということ。

 あまり嬉しいことではないが、このほとんどが県外のから訪れた人である。山岳県長野とうっているので、多くの方が信州の山に訪れるのはありがたいこと。

 信州では命を落とさず、お金を落としてほしい。

 
 警察が発表する山岳遭難件数は、あくまでも警察が把握したものだけである。登山者自身が自力下山したりパーティーで対応したものは含まない。また、消防だけで対応して警察が把握していないものも含まれていない。

 実際の遭難件数はもっと多いはずである。よって、最近は遭難が多いといっても昔の数字の方は実際のところ今より精度が問題である。数字の増減で一喜一憂しないことだ。

 原因別では、道迷いが189人(26.8%)、転倒が168人(23.8%)、滑落が102人(14.5%)となっている。三大原因は昔から変わらない。

 警察庁は、遭難防止対策として、

 山岳遭難の多くは、天候に関する不適切な判断や、不十分な装備で体力的に無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力の不足等が原因で発生していることから、遭難を防ぐためには、以下のような点に留意する必要がある。

○ 登山計画の作成
 気象条件、体力、体調、登山の経験等に見合った山を選択し、登山コース、
日程、十分な装備、食料等に配意し、余裕のある安全な登山計画を立てる。
計画を立てるときは、滑落等の危険箇所を事前に把握する。
 単独登山はできるだけ避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による
登山に努める。

○ 登山計画書の提出
 作成した登山計画書は、家庭や職場、登山口の登山届ポストなどに提出して
おく。

○ 道迷い防止
 地図、コンパス等を有効に活用して、常に、自分の位置を確認するよう心掛
ける。

○ 滑落・転落防止
 滑りにくい登山靴、ストック等の装備を有効に使用するとともに、気を緩め
ることなく常に慎重な行動を心掛ける。

○ 的確な状況判断
 視界不良・体調不良時等には、道迷い、滑落等のおそれがあることから、状
況を的確に判断して早めに登山を中止するよう努める。



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