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ヘリ事故から一か月

 長野県消防防災ヘリコプターの事故直後、長野県山岳総合センター所長が寄せたメッセージを紹介します。

 3月5日の長野県消防防災ヘリコプターの事故から一月余り経過しましたが、いまだに信じられない気持ちで一杯です。

 また、同時に信州の山岳の安全は今後誰が守っていくのだろうか、とても心配です。

 事故現場となった鉢伏山の標高1700メートル付近には、まだ積雪がかなりあるようで、事故後積もった新雪もあり、ヘリも雪に埋もれている状態のようです。

 長野県の航空隊前に設置された献花台には、いまだに花を手向ける人があとを絶たないという。彼らがいかに長野県民さらには全国の人々に信頼され愛されていたのかがわかります。


 さて、隊員も訓練を受けたという長野県山岳総合センターの杉田所長が、事故後間もないころ、メッセージを発表されたいたので、ここで紹介したい。以下、全文引用です。


 殉職した隊員たち長野県消防防災ヘリコプター「アルプス」が、3月5日(日)、午後3時12分頃、松本市と岡谷市にまたがる鉢伏山(1,928m)の中腹に墜落しているのが発見されました。

 消防・警察・自衛隊の救助活動が行われ6日までに全員救助されましたが、生存の期待もむなしく乗っていた9名全員の死亡が確認されました。

 ここ数年、長野県消防防災センターからは、毎年何人かの隊員が山岳センターの主に雪上での講習に参加されていました。亡くなられた方々の名前を見ると5名の方がセンターの講習に参加されたことのある方でした。どの方も基礎体力は抜群、動作・態度はきびきびと歯切れ良く、救助という仕事に誇りを持って熱く取り組んでいることを感じさせる方ばかりでした。

 そのような方たちが、山岳遭難救助訓練に出かけて亡くなってしまったというのはやるせない気持ちで一杯です。志半ばで逝った方々の遺志に報いるためにも山岳センターは遭難事故を減らすという立場でこれからも頑張っていきたいと思います。

 今回の事故で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

  長野県山岳総合センター所長 杉田浩康


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