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3月は雪崩遭難が多発した

 今年3月は、例年になく、雪崩事故が多発した年になった。特に、那須岳の高校生の事故は、痛ましい事故となってしまいました。

【3月22日 群馬】
 群馬県の前武尊岳の十二沢で、ガイドツアーでスノーボードをしていた3人が雪崩に巻き込まれ、群馬県内の30代の女性が死亡した。
 

【3月25日 北海道】
 北海道ニセコアンヌプリ(標高1,308m)では、スノーボードをしていた5人のうち男性2人が雪崩に巻き込まれ、外国人の30代男性が死亡、東京都の30代男性が軽傷を負った。

 現場は、雪崩の危険地帯で立ち入り禁止区域だった。


【3月27日 栃木】
 栃木県の那須岳にある那須温泉ファミリースキー場上部で、春山講習でラッセル訓練をしていた高校生と教師合わせて48名が、雪崩に巻き込まれた。

 高校生7名と教師1人が死亡、重軽傷者40名の大惨事となった。

 
【3月27日 福島】
 福島県の安達太良山を登山中、沼ノ平火口付近で男性2人が雪崩に巻き込まれた。
 翌日、2人は救助されたが埼玉県の60代男性が死亡した。もう1人は無事だった。山小屋を出て吹雪に遭い道に迷った際に雪崩にあったという。


 以上、死亡事故だけでも4件発生し、11人の方がお亡くなりになりました。改めて、衷心よりご冥福をお祈りします。

 この時期は、雪が締まりつつある面の上に、降雪があると表層雪崩に注意が必要で、気温が高くなると全層雪崩に注意が必要となるでしょう。

 信州は今季、特に降雪に多く、未だに積雪が多い。常に雪崩の危険性を頭に入れ、入山していただきたい。

 
 話しは変わりますが、高校生の雪崩遭難事故やヘリの墜落事故もそうですが、マスコミの報道もやり過ぎではないかとの声があります。私もそう感じるところもあります。

 こういう死亡事故が起きると、犠牲者の家族に接近し、根掘り葉掘り聞くそうです。悲しみの整理もできず、涙にくれている家族に対してです。

 次は、事故原因をつくった者に対するものでしょうか、「知る権利」を武器に報道の暴力とも言うべき取材攻勢がされるようです。
 
 そして、必ず「専門家」の天の声があります。マスコミのストーリーにハマり、一躍脚光を浴びると、何でもしゃべりたくなってしまうのでしょう。
 「専門家」なら、ちゃんとエビデンスを示し、化学的に説明してほしいものです。


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COMMENT
同感です。
山での遭難は決してあってはならぬことです。
全ての人が不幸になります。

知る権利、報道の自由を建前にして経済活動の歯車になっているマスコミの一部に憐れみを感じます。
テレビ番組に出演しているコメンテーター達がビーコンについてコメントするのを見ると、見たことも触ったこともないことがバレバレです。
| 星稜白馬 | 2017/04/16 20:43 |
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