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吾妻連峰の大量遭難から23年

 吾妻連峰で7人パーティーの5人が亡くなった遭難事故はあまりにも有名だ。あの遭難から23年となる。

 1994年2月13日から翌日にかけて発生した吾妻連峰の大量遭難事故は、NHKがドキュメンタリー「吾妻連峰・雪山遭難をたどる~そして5人は帰らなかった~」を製作するなど、有史に残る遭難事故だ。

NHKのドキュメンタリーでは、メンバーが辿った行程やその時々の行動、切迫した状況、その時々の判断がよく表現されてた。

 あの悲惨な遭難事故から23年が経つ。この遭難の教訓は生かされたのか。

 パーティーのメンバーは、登山経験豊富な男女7名で、リーダーを務めた男性は登山経験30年以上のガイド資格を持っていたという。

 天候の見誤り、交通手段の手配ミス、スキーのシール不具合など、重なったリスクが最終的に5名の命を奪ってしまった。

 雪深い山へスキーで入山した場合、スキーのシールが付かなくなることがある。

 シールがないスキーで、深い新雪の斜面を登ることはほぼ不可能に近い。
 水平方向へ移動するか、重力に任せて下るしかない。これは致命的である。

 雪原を移動するにはスキーは有効な手段であるが、メンテナンスや準備を怠るとひどい目にあう。これはスキーに限らず、登山の本です。


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