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舞鶴山地下壕で世界の地震観測

画像 松代地震観測所は、戦時中に掘られた地下壕にあります。ここでは世界の地震を観測している。

 太平洋戦争末期の1944年、旧日本陸軍は本土決戦に備え長野県松代町に巨大地下壕の建設し、皇居、大本営、政府機関を移転する計画を進めた。
 これがいわゆる「松代大本営」である。

画像 しかし、その前に終戦となり現実には移転は行われなかったが、建設された地下壕の総延長は10キロにも及ぶと言う。

 この地下壕の一つで象山の地下に掘られた「象山地下壕」は、常時一般公開がされている。




画像 舞鶴山の地下に掘られた地下壕は、地震観測に適しているとし中央気象台(現気象庁)が、1949年から地震観測を始めたという。これが「松代地震観測所」となったもの。

 松代地震観測所は、昨年から無人となったため、気象庁本庁でデータを集めている。




画像 常時職員がいるときは、資料展示室や天皇の間を見学することができたが、今はできなくなった。
 これら施設は、年に一度行われる地下観測施設の一般公開でしか見ることができない。



 
画像 松代地震観測所の地上部の建物は、3棟が連なっており、一番上部(最奥部)の1号庁舎に、天皇御座所予定の「天皇の間」(左の写真)がある。
 ここは外部からも観ることができる。



 
画像 天皇の間のある建物は、1トンの爆弾にも耐えるように、屋根にはコンクリート1mその上に砂1m、さらにその上にコンクリート1mを重ね3mの厚さになっているという。(写真は観測所のパフレットより)

画像 観測施設は、大坑道の内部に設置されている。ここが大坑道の入口となる。内部は、碁盤の目のように東西南北に坑道が伸びている。中には、まだ完成していない坑道もある。
 
画像 左の写真は、東西南北にそれぞれ100mのひずみ計である。地盤の伸縮を観測する。

 また、1本横の坑道には地震計室がある。広帯域地震計は国内外の地震を観測している。

 こんな凄い施設が信州松代にあり、世界の地震を観測する施設があることは、あまり知られていない。
 松代は真田家だけではない、地震観測では世界レベルということ。

 興味のある方は、年に一度の一般公開を利用してほしい。


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