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立山中高年大量遭難の教訓

 立山連峰で発生した大量遭難と言えば、同じパーティーの8名が低体温症で亡くなった遭難事故が思い出させる。


 北海道では、早くも雪の便りが届いた。

 報道によると、北海道では6日夜から7日未明にかけ、山あいを中心に雪が降り、標高1000mの石北峠では、数センチの雪が積もったという。

 また、平野部の一部でも雪が降り、平年より15日、去年より18日早い初雪だと言う。

 山岳でも、いつ雪が降ってもおかしくない状況です。特に三千メートルの山岳においては、気象条件に対応する服装や装備が必要となります。


 1989年10月8日、27年前の今日の出来事です。

 立山では当日、午前中から夜間にかけて悪天候となり、立山三山の縦走を目指していた10人パーティーの8人が、低体温症で命を落とした。これが俗に言う「立山中高年大量遭難事故」だ。


 この遭難は、「気象遭難」位置付けられる。すべては判断のミスにより、このような遭難を引き起こしてしまったと言われている。

 事故の起きた10月8日早朝は快晴だったいう。しかし、荒天の予報が出ていたが撤退等の判断荒れず山行を続けてしまった。


 この遭難の原因として、当時いろいろな意見があったが、大体は次のようなことだ、

〇パーティーにリーダーがいなかった
〇荒天になっても撤退の判断がくだされなかった
〇体調が悪化したメンバーがいたが救助要請を行わなかった
〇ビバーク時の場所に問題があった
〇10月の3000m峰では不十分な装備であった(軽登山靴、綿のズボン、ビニールの雨具など)

 また、専門家からは、「ロープウェーやバスでアプローチが短くなったことで、普通なら行けないはずの所にズブの素人がいきなり入れるようになった事が原因」「本来ならばそこまで近づけない人たちばかりが近づいた」などの発言がある。

 たしかに、メジャーと言われる山には、ロープウェイでアプローチが簡単な山がある。中ア千畳敷や谷川岳でも、運動靴に毛が生えたような靴やヒールのある靴の入山者もいる。
 そんな人でも転倒し負傷すれば、山岳遭難となっています。

 山は駆け足で冬に向かっています。万全の装備と慎重な行動、的確な判断をすること。
 荒天予報が出ているにも関わらず一か八か入山し、予報が外れれば儲けたみたいな登山を止めていただきたいと切に願う。


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