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7月は低体温症に注意

 7月は熱中症だけでなく、低体温症にも注意しなければならない。

 先日お伝えした「トムラウシ大量遭難」も7月に発生したもので、死因は低体温症によるものでした。


 3年前の7月29日、中央アルプスで発生した韓国人ツアー登山者の遭難事故を覚えていますか、この遭難では4名の韓国人が低体温症で亡くなっている。

 韓国人の40~70歳代の20人(男性14人、女性6人)のパーティーは、7月28日、駒ヶ根市から入山し、空木岳を経由して山小屋に1泊した。
 29日、山小屋を出発し宝剣岳に向かう予定だった。

 亡くなった4人は韓国で数十年の登山経験があったというが、風雨が強い中、メンバーがもっていた雨具は、ポンチョのような雨具だったようだ。

 当日午後3時の宝剣岳付近の気温が11度だったというから、風速10mだとしたら体感温度は1℃ということになる。

 体を雨で濡らし、0℃近い気温では低体温症に陥るリスクが高かったはず。結果として、低体温症になっている。

 
 七月に低体温症が多い要因はいくつかあると思う。

 信州の山で、夏に低体温症で亡くなる人は、長野県外の人が多いようだ。特に首都圏など大都市の人は、普段は猛暑の中で生活をしているから、まさか7月に低体温症になるとは想像できず、登山における低体温症対策に疎くなっているのではないか。

 装備を軽くしたいのは分かるが、一番大事な体を守る装備にはお金をかけて山に持っていくべき。
 「買える命は、金で買え」です。



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