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埼玉県消防防災ヘリ事故今日で6年

 今日7月25日は、埼玉県の消防防災ヘリ「あらかわ1」が救助活動中に墜落した日です。

 2010年7月25日は消防関係者にとって、とても悲しく忘れることのできない日です。

 その出来事とは、埼玉県秩父市大滝の滝川ぶどう沢で、滝つぼに落ちた女性の救助活動中に、埼玉県消防防災航空隊のヘリ「あらかわ1号」(ユーロコプターAS365)が墜落し、救助隊員など5名が亡くなるという痛ましい二次災害事故のことです。

 あらためて、犠牲となられた方々と御遺族の皆様に対し、心から哀悼の意を表します。

 
「あらかわ」は、滝つぼに落ちた女性の登山グループからの救助要請により、消防防災航空隊の救助隊員3名を乗せ基地を飛び立ち、現場の案内のため地元秩父消防本部の隊員2人を乗せ現場に向かう。

 現場附近に到着した「あらかわ」から、航空隊の救助隊1名と秩父消防本部の1名の隊員がホイスト降下中に事故が起きた。

 ホイスト降下中の2人は危うく難を逃れたが、機内の5人は帰らぬ人となってしまった。

 結局、滝つぼに落ちた女性も、その後救助されたが病院で死亡が確認された。

 
 この事故では、いくつかの教訓がある。

 滝つぼに落ちた女性のグループは、事故後直ぐに謝罪会見を行っているが、登山は自己責任だというが、遭難となれば警察や消防に救助要請をすることになる。

 この事故のように奥深い山中での救助活動は、非常に困難を極めるということ。

 ヘリのホイストのワイヤーは、長さ60m程度で使用することがあるが、谷が深いと届かないため、高度を下げることになる。それは、テールローターが樹木に接触する危険性が高くなる。
 

 北アジャンダルムでの救助活動中に墜落した岐阜県の消防防災ヘリも、テールローターが接触したことが原因だったと記憶している。

 谷や岩稜でのヘリコプターの救助活動は、正しく命がけで行っているのだ。

 山を歩く者として、何かあったらヘリを呼べばいいなどと安易に考えるのは止めたいところだ。


 この事故では、3次災害も発生している。

 テレビ局の記者ら2名が墜落事故のため入山し溺死している。
 途中まで案内した山岳ガイドは、2人の服装がジャージ、Tシャツ姿だったため引き返すよう求め一旦引き返した後、2人はガイドを残し入山してしまった。


 この遭難事故に関する犠牲者は合わせて8名となり、実に痛ましい事故となってしまった。


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