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トムラウシ山大遭難事故

 7月の遭難事故では、北海道のトムラウシ山の大遭難事故はあまりにも有名である。

 2009年7月16日、北海道大雪山系のトムラウシ山一帯は悪天候に見舞われ、ガイドを含む登山者9名が低体温症で命を落とした事故である。

 ツアー登山の参加者15人とガイド3人のパーティーが、トムラウシ山や旭岳などを2泊3日行程で縦走する予定で7月14日に入山。

 しかし、最終日の7月16日、天候が回復するとガイドが判断し、悪天候の中、一行は小屋を発つことになる。

 ツアー客の中には、この決定に疑問を感じる者もいたようだが、一行を踏みとどまらせることにはならなかった。

 結果としてこの判断が、9名の命が奪われることになってしまう。

 なお、この遭難事故については、会員が引率したツアーで重大事故が発生したことを受け、社団法人日本山岳ガイド協会では、山遭難事故調査特別委員会を設置し報告書をまとめているので、興味のある方はお読みください。
 ■トムラウシ山遭難事故 調査報告書

 7月と言えば、都市部では猛暑でしょうが、山岳では天候を読み間違えば低体温症で命を落とすことになります。

 この教訓を生かし、二度と悲惨な事故が起きないことを願います。
 


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