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阿弥陀岳雪崩起きやすいと考えず

画像 八ヶ岳連峰阿弥陀岳の雪崩遭難事故で、引率したガイドは、雪崩が起きやすい場所との認識がなかったと語ったようです。

 3月15日、阿弥陀岳で登山中に雪崩に巻き込まれ、1人が死亡2人が重軽傷を負った遭難事故で、信濃毎日新聞が続報を伝えています。


 阿弥陀岳遭難のガイド「雪崩起きやすい所と認識なく」

 八ケ岳連峰の阿弥陀岳(2,805m)南稜で15日に登山者3人が雪崩に巻き込まれて1人が死亡した事故で、軽傷を負った山梨県北杜市の山岳ガイドAさん(34)が16日、茅野市内で信濃毎日新聞の取材に答えた。

 阿弥陀岳を目指して登山中、標高2,500m付近の岩峰をよけるため、南稜北西側の急斜面を50mほど降りたところ、「ザーッと音がして(斜面が)なだれてきた」と、事故当時の状況を語った。

 Aさんは、それぞれガイドを依頼された兵庫県宝塚市のパート従業員B子(たいこ)さん(61)と東京都荒川区の無職C子さん(69)の計3人で入山。

 B子さんは全身を強く打って死亡、C子さんも肋骨(ろっこつ)などを折る大けがを負った。


 Aさんによると、当時はAさんを先頭にC子さん、B子さんの順にザイルで結び合っていた。
 
 「雪崩は大きな規模ではなかったと思うが、あっという間に体を持って行かれた。雪の上を落ちるような感じで、途中凍った滝の上を落ちていくのも分かった」と話した。

 3人は約300メートル流され、緩い斜面で止まった。

 Aさんは、体の全部や一部が雪に埋まっていた他の2人を掘り起こし、携帯電話で110番通報した。

 C子さんとB子さんは、それぞれAさんと八ケ岳に登った経験があり、技術的に問題はないと判断していたという。

 Aさんは南稜を10回以上登っているとし、「今回の場所が特に雪崩が起きやすい所という認識はなかった」と話した。


(以上、信濃毎日新聞3月17日朝刊より)


 亡くなられたB子さんのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族にお悔やみを申し上げます。
 また、ケガをされたC子さんの早い回復をお祈りします。


 ※写真は、2016年2月10日撮影の八ヶ岳連峰西面。中央が阿弥陀岳、その奥に赤岳。


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