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「山岳の環境保全及び適正利用の方針」決まる

 長野県は、長野県の登山安全条例に基づく「山岳の環境保全及び適正利用の方針」を策定しました。
 「登山道は新設しない」、「ペットは持ち込まない」

 長野県は、本日(3/8)開催した第3回長野県山岳環境連絡会議で、長野県の登山安全条例第15条で策定するとしていた「山岳の環境保全及び適正利用の方針」を策定したと発表。


 その概要は、次のとおり


【山岳の環境保全】

■登山道の整備は、

 〇山域の特性を踏まえ、将来像にふさわしい必要最小限の整備を原則

 〇原則として、登山道の新設は行わず、自然に馴染む工法で整備

 〇壊れにくい施設や工法等に配慮


■維持管理は

 〇関係者による協同管理を目標

 〇不測の事故等に対応するため、損害賠償保険などの措置を検討


【山岳の適正利用】

 〇動植物を傷つけない、持ち帰らない

 〇登山道以外へ立ち入らない

 〇野生動物にエサをやらない

 〇ペットは、原則、持ち込まない

 〇外来種を持ち込まない
  (入山前の靴の泥落とし、衣服に付着した種子払いなど)
 〇ストックにキャップをする 

 〇ゴミの持ち帰り 

 〇指定地以外での幕営原則禁止 など



 詳細は、長野県ホームページを見てほしいが、結構細かいところまで書いてある。

当たり前と言えば当たり前のこともある。
 当たり前の山のルールを、文字にしなければならないご時世も残念である。
 ★山岳の環境保全及び適正利用の方針

 登山道の整備や、万が一、登山道の施設の不備により、事故が発生した場合の管理責任はどこにあるか心配になるところ。

 登山道を整備した者に責任があるとなれば、登山道の整備が行われなくなる恐れがある。
 登山道は、法律や指針等で整備する車道とは違うもの。

 登山者のためにと整備したことが、不測の事態により事故がおき、管理責任が問われるようなことは、まったくやりきれないことだ。

 登山は、あくまでも自己責任の世界と言われる。

 登山者が自分の技術、体力にあった登山道を選択することが、登山には求められる。
 どの登山道を選択するところから、登山は始まっていると言える。

 しかし、今後、積極的に整備することは、ある面では管理責任をはっきりすることになりかねない。
 そのため、損害賠償保険の措置を検討することとしたのは時代の流れだろうか。


《参 考》長野県登山安全条例 
第15条 知事は、豊かな山岳の環境を維持し、登山者の安全を確保するため、県、国、市町村、山小屋事業者等により構成される長野県山岳環境連絡会における協議を経て、山岳の環境保全及び適正利用の方針を策定するものとする。


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