本日 1075 人 - 昨日 3436 人 - 累計 1663362 人 サイトマップ
  • 記事検索

RSS

焼山という活火山

画像 先日、立ち入り規制が強化された新潟「焼山」。過去の噴火では、3人の学生が犠牲となっている活火山である。

 信州にも近く新潟県にある活火山の焼山(標高2400m)は、他の同名の焼山と区別するために、「新潟焼山」と呼ぶことが一般的だ。

 確かに焼山と言う名称の山(字が同じ)は、全国に30以上もある。ただし、標高が一番高いのは新潟焼山で、活火山は「秋田焼山」とこの山だけ。

 火山としての歴史は新しく、約3000年前にできた一番若い火山である。

 気象庁が常時観測する活火山の一つでランクはB(中程度)となっている。

 過去の噴火では、登山者が犠牲となった噴火もある。


画像 1974年7月28日未明、山頂部の割れ目火口群から水蒸気爆発がおこり、山頂附近(山頂から700m)でテントを張っていた千葉大の学生3名が、噴石を受け命を落とした。

 3人は肩を組んだ姿で倒れており、周囲には頭大の噴石がゴロゴロしていたいう。

 このとき、学生のテント場所より下の泊岩(天然の岩を利用した避難小屋)で宿泊した男性二人は、命からがら逃げて助かっている。


 最近では、1997年10月29日から1998年3月30日にかけて噴火活動があり、火山灰を噴出させる活動があった。
 
 現在も、山頂東側からは噴煙が上がっている。

 今年になって、晴れた日に上空にたなびく噴煙が見え、それを見た市民から問い合わせがあったという。

 そして、昨年末から噴煙の量も多くなったため、新潟県の糸魚川市、妙高市、長野県小谷村などで協議し、3月2日より、山頂から半径1キロ圏内の立入規制を決めたもの。

 今回、山頂から1キロとしたことには、41年前の噴火災害の教訓であろう。(山頂から700m付近で犠牲)

 半径1キロ以内は、災害対策基本法に基づく警戒区域となるので、これに従わない場合は罰せられることになる。

 気象庁の噴火警戒レベルは「1」のままであるが、地元自治体が積極的に対応をしたことになる。
 これは、御嶽山噴火災害の教訓を生かしたと言うべきでしょう。


※冒頭の写真は、2014年10月黒姫山山頂附近より撮影した南面。

 下の写真は、火打山登山道の富士見平上より2015年9月撮影、山頂やや下より(東面)白い噴煙が見える。


関連記事
来週はウェストン祭だ (05月30日)
上高地新しい遊歩道完成 (08月11日)
今週は台風の影響もろに受ける? (10月02日)
大雪山系旭岳で積雪 (09月29日)
ライチョウサポーター募集中 (06月02日)
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check

前の記事 次の記事
COMMENT
 貴重な投稿に感謝申し上げます。星野さんの写真展に大変興味があります。現在の日程は調整中のようですが、是非機会があれば拝見したいと思います。
| 事務局 | 2016/11/21 23:11 |
星野道夫さんの没後20年の今年、各地で写真展が行われています。
この噴火で亡くなった方の1人は星野さんの友人Tさんです。
「3人は肩を組んだ姿で倒れており・・・」星野さんから借りたカメラはその中にあったのでしょう。無傷でした。
人の人生ははかないです。事故で急に無くなることもあります。
「私たちが生きることができるのは、過去でも未来でもなく、ただ今しかないのだと。」 という星野さんの言葉が重いです。
| mochio | 2016/11/21 22:58 |
name.. :記憶する
e-mail.. (必須)

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):