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スキー場外と言うな!

画像 報道で見聞きする「スキー場外」とは、一体どこ!

 先週、信州のスキー場外(?)で、2件の遭難騒ぎがありました。

 その遭難の中身は次のとおり

①「スキー場外における山岳遭難の発生」
 
 2月10日、白馬村神城において山岳遭難が発生。
 オーストラリア人の31歳の男性が、友人2人と白馬村内のスキー場においてスノーボードで滑走していたが、夕方になっても集合場所に戻らなかった。
 
 友人からスキー場関係者を通じて警察に届出。

 翌日、県警山岳救助隊、北アルプス北部地区遭対協救助隊員、県警ヘリが出動し、男性を発見し無地救助された。


②「スキー場外における山岳遭難の発生」

 2月11日、志賀高原で山岳遭難が発生。
 オーストラリア人の38歳の男性が、友人4人と志賀高原のスキー場のコース外を滑走していて遭難した。

 男性は、自力でコースへ戻り無事。


 どちらの遭難も「スキー場外」と発表されている。

 さて、スキー場外とはどこを指すのか。

 スキー場ではない=ゲレンデではない、ことはわかる。スキー場は正しく雪山同前である。ということは、スキー場外というより、バックカントリー、又は山スキーと言った方が適切ではないか。

 「スキー場外」といういい方は、あたかもスキー場に管理責任があるかのように思われてしまう。


 先日、「日本雪崩ネットワーク」が、1月31日に群馬県前武尊で発生したBCスキー雪崩事故でこんな忠告を出した。


●報道機関へのお願い●

 この事故はスキー場とは一切関係のない「山岳遭難」です。

 「コース外滑走」という言葉を用いることで、あたかもスキー場と関係ある事案のように報道することは、事故に対する誤謬を招き、安全対策を進める上での障害となるだけでなく、スキー場事業に対するネガティブ・イメージの拡散にしかなっていません。

 歩いていようが、滑走していようが、山岳で活動する人が事故に遭えば、それは「山岳遭難」です。

 夏季において、リフト利用者がスキー場から出たところ100m先で滑落すれば、それはスキー場利用者の事故と報道されず、山岳遭難として取り扱われます。それと同様の報道をお願い申し上げます。

 また、「バックカントリースキー」は、日本にスキーが伝わった100年以上前から行われている「山スキー」と同義であり、スキー場内の禁止区域を滑る行為とはまったく異なります。


 以上

 私もまったく同感である。



 ※写真は野沢温泉スキー場です。今回の2件の遭難とは関係ありません。


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