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ヘリの山岳救助活動に遭遇したら 

img001 登山中に、もし山岳救助活動を行うヘリコプターに遭遇した場合、強いダウンウォッシュに注意しなければなりません。

 皆さんは、登山中に救助活動中のヘリコプターに遭遇したことがありますか。遭遇された方は、ヘリからの強い吹き降ろしの風「ダウンウォッシュ」を経験またはご覧になったのではないでしょうか。

 ダウンウォッシュとは、ヘリコプターが揚力を得るために発生するメインローター(主翼)から吹き降ろす強い風です。

 長野県消防防災ヘリ「アルプス」(ベル412)クラスだと、台風の風に匹敵し、風速20mを超える強さの風と言われています。

 地表面が草原、傾斜地、 森林地帯では、エンジン出力を高めなければ、ホバリング(一定の高度を保つこと)は難しくなり、自然の風の強弱や風向によってもエンジン出力のコントロールが必要となるようです。

 ということは、山岳救助におけるダウンウォッシュは、平地などよりも強い風になることがわかります。

 だれもが登山中に、救助活動中のヘリコプターに遭遇することが考えられます。
 その際、ダウンウォッシュなどに対する注意事項を覚えておきましょう。


 まず大事なのは、ダウンウォッシュの影響を受ける場所から離れることです。
 これは、風に飛ばされ滑落する危険を防ぐためです。
 どうしても離れることができない場合は、低い姿勢になり、もし近くに木や大きな岩があれば捉まり身を確保しましょう。

 また、ダウンウォッシュにより、落ち葉や小石、砂塵等が飛んできますので、顔などに当たらないよう気を付ける必要があります。
 特に、目には十分気を付けましょう。
 
 さらに、ザックなど登山用具が飛ばされないよう注意しましょう。


 山岳遭難現場でのヘリコプターによる救助活動は、非常に高度な操縦技術と神経を使います。
 現場にもし居合わせたら、救助活動が迅速かつ安全に終了できるよう協力しましょう。


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