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続報 慶大山岳部遭難事故

 北ア・ズバリ岳で発生した慶応大学山岳部の遭難事故では、前途ある学生1名が亡くなってしまいました。大変残念でなりません。
 その後、事故の詳細が分かってきましたのでお伝えします。

 大学生の雪山での遭難と言えば、今年2月の学習院大学の阿弥陀岳遭難事故が思い出されます。

 当ブログでは、同大の事故報告書を基に検証記事を掲載させていただきましたが、事故に至るまでのいくつかの疑問点や問題点もわかりました。


 今回の慶大の事故について、信濃毎日新聞がより詳しい事実を掲載していますので、一部要約してお伝えします。


 事故にあった慶応大学山岳部の学生は、二人とも医学部の学生で、亡くなったのは三年生の22歳の男子学生で、もう一人は6年生の25歳の男子学生。

 亡くなった学生の死因は窒息死だった。

 長野県警が発見したとき、亡くなった学生はテントごと雪に埋まっていた。
 学生は1~1.5mの雪の下敷きになっているところを、心肺停止状態で発見された。

 テント場上部の雪庇が崩れ落ちたと思われる。

 事故後、難を逃れた6年生の学生は、無料通信アプリで関係者へ救助要請した。(このアプリは、多分LINE(ライン)だと思われる。)

 連絡をした後、学生と連絡は取れなくなっていたが、発見時は雪洞を掘って避難していた。

 以上が事故の詳細であるが、この登山計画は用意周到に行われたことも分かっている。 

 大学の広報やOBの話しとして、

 登山は部活動の一環で大学にも届出をし、計画は部の顧問らも交えて作成した。

 事故は、悪天候でビバーク中に起きたもので、現時点で無理のない行動だったと考える。

 事故にあった学生二人は、10月に現地を下見し、11月には必要な資材を荷揚げしていたという。

 ここまで登山に備え周到な計画を立てても、冬の北アには魔物が棲んでいるということでしょうか。

 今シーズンも信州の山岳で学生が命を落とし、そして「長野県登山安全条例」施行後、初の死亡事故となってしまったことは残念です。

 故人のご冥福をお祈りするとともにご遺族にお悔やみを申し上げます。


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