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「エベレスト 3D」という映画

SC_9863 映画「エベレスト 3D」は、1996年5月に実際に起きたエベレストでの大量遭難事故を題材とした映画だ。
 極限での人間がとる行動とエベレストのスケールの大きさは凄い。

 皆さんは、この映画をご覧になったでしょうか。長野では既に上映は終わってしまったが、エベレストというスケールで山を見てしまうと、我々が登っている山なんかは、本当にちっぽけなものに感じる。

 だからと言って、いつかはエベレストへとなるわけではない。自分レベルの山で、まだまだ十分満足しているのだから、それはそれでいいのではないか。

 さて、この映画の題材となった「1996年のエベレスト大量遭難事故」ですが、二つの公募登山隊の悲劇を伝えるもの。

 登頂時間が大幅に遅れたことにより、不運が重なり酸素不足による障害や、ブリザードに巻き込まれるなどして、二つの隊の5名が亡くなってしまう。

 双方の筆頭ガイドも命を落としている。また、この登山には唯一の女性で日本人の難波康子さんも参加していて命を落としている。

 彼女は、この時、日本人女性で二人目となるエベレスト登頂を果たすと同時に、七大陸最高峰の登頂という偉業を達成した。
 しかし、生きて帰ることはなかったわけで、生きて帰ってこそ登山という意見もあり、彼女の実績に疑問を投げかけている者もいる。

 1900年代後半から、エベレスト登山の商業化が進み公募登山が主流となってきたようで、この二つの隊も公募登山で、難波さんもそれに応募して参加した。

 エベレストの商業化は、登攀技術や経験の少ないアマチュア登山家でも、登山費用を払えば入山できるようになってしまったという。

 この遭難でも、引き返すタイムリミットが過ぎた後も、遅れた参加者の登頂を果たすための活動が、すべての始まりのように思える。

 映画は、死と隣り合わせの標高8,000mを超えたデスゾーンで、極限状況に追い込まれた登山家たちのサバイバルを迫力の映像で描かれており、3D映像がさらに迫力を増している。

 映画を見ていない方は、是非、DVDで見てほしい作品だ。
 ただ、DVDでも3Dで鑑賞できるのかどうか私にはわからない。

 追伸ですが、3Dですと、字幕も宙に浮いた感じになり、最初はちょっとなれない。
 また、3D眼鏡が必要となるので用意すること。劇場で購入すれば100円となる。


 映画「エベレスト 3D」の予告編はこちらから観賞できる。


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