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御嶽山スマホ利用で登山届と位置情報

 木曽町の御嶽山では、スマホで登山届を出せる独自システムの運用を始めました。

 御嶽山噴火災害から間もなく1年が経とうとしていますが、このたび登山者把握に画期的なシステムを導入した。

 独自の登山届システムを導入したのは木曽郡の木曽町で、登山口においてスマホにより二次元コードを読み取り、登山届を送信するというもの。

 登山者はまず、登山口で二次元コードをスマホで読み取る。

 次に、一般的に登山届に記載するような氏名や連絡先、登山口などを入力し送信すればOKとなる。

 画期的なのは、途中の山小屋でスマホを二次元コードにかざすと、位置情報が家族や町役場に届くという。

 届出手続きが簡素化されただけでなく、登山者の位置情報が得られる。
昨年の噴火の際、登山者の把握に苦労した経験から導入を決めたもの。

 さらにこのシステムの素晴らしいところは、けがや遭難をした場合には救助を求めることもできることだ。
 また、登山者に火山情報や急な天候の変化の情報の提供もできる。

 コンパスという日本ガイド協会のシステムも運用されているが、コンパスは、登山情報の利用が協定を締結した警察に限定されている上、登山口でリアルタイムに把握することはできない。

 実際、噴火警戒レベル2で小規模な噴火のあった浅間山でも、登山口で市役所職員が登山届と下山届の提出をお願いし入山者を把握せざるを得なかった。

 災害を想定した場合、登山者が今どこに何人いるか分かれば、救助活動も限定しやすい。
 
 このようなGPS機能を利用した登山システムはさらに普及するはず。実際、長野県は北アで実証実験も行っている。

 木曽町のシステムの運用は9月16日から。一層の安心登山に役立つことでしょう。


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